Sustainable Japan Network / 余市町 主催
第5回Satoyama実践者交流会
参加費無料
日時:2024年 9月28日(土)・29日(日)[2日間]
会場:余市中央公民館(北海道余市郡余市町大川町4丁目143・余市駅徒歩8分 )
主催:The Japan Times Sustainable Japan Network、余市町
後援(Satoyama実践者交流会): 総務省、経済産業省、農林水産省、環境省、全国知事会、全国市長会、全国町村会
基調講演
藻谷 浩介
日本総合研究所調査部主席研究員
登壇者
齊藤 啓輔
余市町長
登壇者
片山 健也
ニセコ町長
その他の登壇者は以下、登壇者プロフィールをご覧ください。
The Japan Times Sustainable Japan Networkは余市町と共催し、第5回 Satoyama実践者交流会を開催します。
今回は『里山✕インバウンド 〜北海道のポテンシャル~』をテーマに藻谷浩介氏の基調講演やドメーヌ・タカヒコの曽我貴彦氏、余市町の齊藤啓輔町長、ニセコ町の片山健也町長などによるパネルディスカッション、また各地で地域全体の活性化に寄与する実践者、高校生のみなさんに里山や里海の視点からその活動や成果を共有いただきます。
申し込み方法
Satoyama実践者交流会、スタディツアー、懇親会への参加希望の方は下記サイトよりお申し込みください。
※申込受付は終了しました。
参加費用
Satoyama実践者交流会
参加費 : 無料
会場:余市中央公民館
懇親会費
参加費 : 11,000 円 (税込)
会場:かくと徳島屋
スタディツアー
「昼食」および「一部のイベント参加費」については自費負担となります。
昼食費:1300~1800円(税込・予定)
申し込み期限
実践者交流会 : 定員に達し次第/
懇親会:2024年9月6日(金)まで(※締切日程に変更の可能性がございます。予めご了承ください。)/
スタディツアー:定員に達し次第
基調講演
藻谷 浩介
日本総合研究所調査部主席研究員
山口県生まれの60歳。平成合併前3,200市町村のすべて、海外90ヶ国を自費で訪問し、地域特性を多面的に把握。地域振興や人口成熟問題に関し精力的に研究・著作・講演を行う。2012年より現職。近著にデフレの正体、里山資本主義 (KADOKAWA)、金融緩和の罠 (集英社)、しなやかな日本列島のつくりかた、和の国富論、観光立国の正体(共に新潮社)、経済成長なき幸福国家論(毎日新聞出版)など。
司会・モデレーター
吉田 雄人
元 横須賀市長/Glocal Government Relationz代表取締役
1975年生まれ。2009年、横須賀市長選挙で初当選し、2013年に再選。2017年から「地域課題解決のための良質で戦略的な行政との関係構築の手法」であるガバメントリレーションズ(GR)を軸に事業を展開している。
早稲田大学環境総合研究センター招聘研究員
(一社)日本GR協会 代表理事
(一社)熱意ある地方創生ベンチャー連合 代表理事
認定NPO法人なんとかなる 共同代表
パネリスト
齊藤 啓輔 Keisuke Saito
余市町長
平成16年3月:早稲田大学卒業
平成16年4月:外務省入省
平成17年7月:在ロシア日本国大使館
平成19年7月:在ウズベキスタン日本国大使館
平成21年7月:在ウラジオストク日本国総領事館
平成23年7月:外務省ロシア課
平成26年7月:内閣総理大臣官邸国際広報室
平成28年6月:北海道天塩町副町長
平成30年9月5日:余市町長就任(現在2期目)
パネリスト
片山 健也 Kenya Katayama
ニセコ町長
1953年北海道生まれ。民間企業(東京、神戸、札幌)勤務後、1978年ニセコ町役場入庁。
会計管理者等を経て、2009年10月ニセコ町長に就任。現在4期目。
町長就任以来、情報共有と住民参加による「住民自治」の実践と「持続する資源循環型」の「地域循環共生社会&共感資本社会」づくりを進めている。
全国首長連携交流会共同代表、水資源全国自治体連絡会顧問、国民保養温泉地協議会会長、後志広域連合長、羊蹄山麓町村長会議会長ほか。
著書として、「情報共有と自治体改革」「自治基本条例は活きているか(公人の友社)」ほか。
なお、ニセコ町は「環境モデル都市」「プラチナシティ」、「SDGs未来都市(モデル事業採択)」「ベストツーリズムビレッジ(国連世界観光機構UNWTO)」「グローバルトップ100(グローバルサスティナブル協会)」に指定されている。
パネリスト
加森 万紀子 Makiko Kamori
加森観光株式会社 事業開発室長
北海道札幌市出身。
幼少期に移住したアメリカのパーティー文化に衝撃を受けて、イベント・レジャー・エンターテインメント・ホスピタリティ等に興味を持つ。ブライダル会社、イベント会社を経て加森観光株式会社に入社。
加森観光は、約60年間にわたり国内外のスキーリゾート、ゴルフ場、サファリパーク、遊園地、水族館、遊覧船などを運営。事業開発室では様々なプロジェクトに取り組んでいるが、近年は母としての経験も活かし、ファミリーフレンドリーな企画を立案している。
パネリスト
曽我 貴彦 Takahiko Soga
ドメーヌ タカヒコ代表
1972 年生まれ。長野県小布施ワイナリーの次男。東京農業大卒。同大学の研究職を3年半勤めた後、ワイン造りと障害者の働く場所づくりを両立する「ココ‧ファーム・ワイナリー」(栃木県足利市)で、ぶどう栽培と原料調達の責任者を務めた。日本中、世界中のワイン産地を巡る中で、ジュラのオベルノワのワインに強く感銘を受け、そんなワインをイメージしたワイン造りをピノ・ノワールで目指すため、ぶどう栽培の好適地として余市を選択、移住を決断した。
「“醸造家”ではなく、“ヴィニョロン”(農夫)でいたい」という自身の哲学を体現するように、畑はビオロジックで管理され、栽培が難しいといわれる赤ワイン品種のピノ・ノワールのみを栽培。農夫でなければ造れない、そんな自然なワイン造りと、様々な意味での続けられる農業とワイン造りを目指す。
パネリスト
伊藤 亜由美 Ayumi Ito
株式会社クリエイティブオフィスキュー 代表取締役・プロデューサー
1992年会社創業以降、大泉洋らTEAM NACSが所属、個性派俳優を抱え全国へと活躍の場を広げる。鈴井貴之が監督を務めた映画『man-hole』や『river』、TEAM NACSの全国公演『LOOSER~失い続けてしまうアルバム』を皮切りに数多くの作品をプロデュース。
また、食、観光、地域産品等北海道の様々な魅力を全国に伝えたいという思いから映画『しあわせのパン』(2012年公開)、『ぶどうのなみだ』(2014年公開)、『そらのレストラン』(2019年公開)を企画。
テレビ番組「森崎博之のあぐり王国北海道」(HBC)の企画、北海道産小麦にこだわったベーカリー事業「boulangerie coron」を展開し、北海道の魅力を発信。
2022年北海道産米100%の米麺を提供する飲食新業態「rice noodle comen」を展開、札幌市および株式会社北海道新聞社と連携協定を締結。
2024年食の映画祭「北海道フードフィルムフェスティバル」開催、同実行委員長。映像を通じて食や観光など幅広く地域振興をめざす。
パネリスト
大西 希 Nozomi Onishi
鶴雅ホールディングス株式会社 取締役副社長
1982年釧路市生まれ。聖心女子大学卒業後、実家である(株)阿寒グランドホテル入社。2016年より、鶴雅ホールディングス(株)取締役副社長。北海道内に各地域の個性をテーマにした13の宿泊施設を展開している。
北海道観光機構理事、北海道観光審議会及び北海道景観審議会委員。
登壇者
村井 啓人 Hiroto Murai
Sagra オーナーシェフ
1976年北海道札幌市生まれ。実家は和食店であることから、幼い頃より料理人を志す。市内円山のイタリア料理店をはじめ、堀川シェフが伏見で営んでいた「トラットリア テルツィーナ」などで修業。
イタリアで1年ほど学び帰国。ワインレストラン「BLANC」を経て、2006年に札幌でSAGRAを開業。2017年に余市へ移住し、余市SAGRAとして新たなスタート。この地の食材を使った料理と一緒に、この地で醸造されたワインを味わってほしいとの考えから、レストランだけではなく宿泊もできるオーベルジュスタイルを選択。自ら余市の農家や漁師を訪ね、食材を仕入れ、イタリアンをベースに多様な手法で食材のポテンシャルを引き出した料理を、地元産ワインとともに提供する。
Satoyama実践交流会プログラム(1日目)
全体テーマ:「里山✕インバウンド 〜北海道のポテンシャル~」
開会(13:00)
受付開始
開会挨拶(13:30)
末松 弥奈子 (Sustainable Japan Network代表/ジャパンタイムズ代表取締役会長)
齊藤 啓輔 (余市町長)
基調講演
「里山✕インバウンド 〜北海道のポテンシャル~」
藻谷 浩介(Sustainable Japan Networkアドバイザー/日本総合研究所 調査部主席研究員)
パネルディスカッション(1)
「キーパーソンに聞く、北海道の成功の秘訣と課題」
モデレーター:吉田 雄人(元 横須賀市長/Glocal Government Relationz代表取締役)
パネリスト : 齊藤 啓輔(余市町長)
片山 健也(ニセコ町長)
加森 万紀子(加森観光株式会社 事業開発室長)
パネルディスカッション(2)
「北海道ガストロノミーツーリズムの可能性」
モデレーター : 藻谷 浩介(Sustainable Japan Networkアドバイザー/日本総合研究所 調査部主席研究員)
パネリスト : 曽我 貴彦(ドメーヌ・タカヒコ)
伊藤 亜由美(株式会社クリエイティブオフィスキュー 代表取締役・プロデューサー)
大西 希(鶴雅ホールディングス株式会社 取締役副社長)
地元地域の発表(1) (地元団体)
「この地でもてなすという本当の意味~余市sagraの取組について~」
村井 啓人氏(余市SAGRA・オーベルジュ)
地元地域の発表(2) (高校生)
国際理解班「英語版ガイドポスター(簡易版マップ)」
生産ビジネス班「商品開発で余市町を活性化!!」
北海道余市紅志高等学校
懇親会(18:30~20:30予定)
スタディツアー(2日目)
集合
8:30 余市駅
内容
①視察先:ドメーヌ・タカヒコ(曽我 貴彦氏)
②視察先:ニトリ観光果樹園(ニトリ果樹園株式会社 代表取締役社長 似鳥 靖季氏)
③ランチ:ワインときどき豚
④視察先:よいち水産博物館
⑤視察先:ニッカ余市蒸溜所
解散
15:45 余市駅
小樽行:16:03発 JR函館本線
※スタディツアーは、行程が変更になる可能性がございます。予めご了承ください。
株式会社ジャパンタイムズキューブ
Sustainable Japan Network事務局
(担当:中田、関戸)
TEL:03-3512-0330
(受付時間 9:00~18:00)
MAIL:satoyama@japantimes.co.jp