Sustainable Japan Network / 山形市、山形市創造都市推進協議会 主催
第6回Satoyama実践者交流会
参加費無料
日時:2025年 11月1日(土)・2日(日)[2日間]
会場:山形市保健所大会議室(山形市城南町一丁目1番1号 霞城セントラル3F )
主催:The Japan Times Sustainable Japan Network、山形市、山形市創造都市推進協議会
後援(Satoyama実践者交流会): 総務省、経済産業省、農林水産省、環境省、全国知事会、全国町村会(他、現在申請中)
基調講演
藻谷 浩介
日本総合研究所調査部主席研究員
登壇者
佐藤 孝弘
山形市長
登壇者
中山 ダイスケ
東北芸術工科大学学長
その他の登壇者は以下、登壇者プロフィールをご覧ください。
2025年11月1日 (土) 、The Japan Times Sustainable Japan Network・山形市・山形市創造都市推進協議会の主催にて、 第6回Satoyama実践者交流会 in 山形市 『Satoyama ✕ クリエイティブ ~地域文化と国際交流~』を開催いたします。 翌日の11月2日(日)には「山形市の実践者を巡るスタディツアー」も開催いたします。
2013年に出版された『里山資本主義』。自然由来の資源に、地域で暮らす人々の手によって新たに交換可能な価値を与え、安心で将来性のある地域社会をつくるという新しい資本主義のあり方です。日本総研・藻谷浩介氏とNHK広島取材班により、テレビ番組や出版活動を通じて提唱されて、大きな関心を集めました。それ以来、各地域の実践者の手によって自然環境の中の様々な未活用資源が活かされ、雇用を生み、地域全体の活性化に繋がる事例が増えてきました。
今回は『Satoyama ✕ クリエイティブ ~地域文化と国際交流~』をテーマに藻谷浩介氏の基調講演や東北芸術工科大学学長の中山 ダイスケ氏、山形市の佐藤孝弘市長、山形交響楽団専務理事の西濱秀樹氏などによるパネルディスカッション、また各地で地域全体の活性化に寄与する実践者、高校生のみなさんに里山や里海の視点からその活動や成果を共有いただきます。皆さん、この機会に是非ともご参加ください!
申し込み方法
Satoyama実践者交流会、スタディツアー、懇親会への参加希望の方は下記サイトよりお申し込みください。
参加費用
Satoyama実践者交流会
参加費 : 無料
会場:山形市保健所大会議室
懇親会費
参加費 : 12,000 円 (税込)
会場:ホテルメトロポリタン山形
スタディツアー
「昼食」については自費負担となります。
※「一部のイベント参加費」は別途必要になる場合があります。
昼食費:1500円(税込)
申し込み期限
実践者交流会 : 定員に達し次第/
懇親会:2025年10月16日(木)まで(※定員に達し次第)/
スタディツアー:2025年10月23日(木)まで(※定員に達し次第)
基調講演
藻谷 浩介
日本総合研究所調査部主席研究員
山口県生まれの60歳。平成合併前3,200市町村のすべて、海外90ヶ国を自費で訪問し、地域特性を多面的に把握。地域振興や人口成熟問題に関し精力的に研究・著作・講演を行う。2012年より現職。近著にデフレの正体、里山資本主義 (KADOKAWA)、金融緩和の罠 (集英社)、しなやかな日本列島のつくりかた、和の国富論、観光立国の正体(共に新潮社)、経済成長なき幸福国家論(毎日新聞出版)など。
司会・モデレーター
吉田 雄人
元 横須賀市長/Glocal Government Relationz代表取締役
1975年生まれ。2009年、横須賀市長選挙で初当選し、2013年に再選。2017年から「地域課題解決のための良質で戦略的な行政との関係構築の手法」であるガバメントリレーションズ(GR)を軸に事業を展開している。
早稲田大学環境総合研究センター招聘研究員
(一社)日本GR協会 代表理事
(一社)熱意ある地方創生ベンチャー連合 代表理事
認定NPO法人なんとかなる 共同代表
パネリスト
佐藤 孝弘 Takahiro Sato
山形市長
平成12年3月東京大学法学部卒業
平成12年4月通商産業省(平成13年1月より経済産業省に名称変更)入省
平成15年4月経済産業省退職平成15年8月起業(おにぎり専門店経営)
平成17年2月日本経営合理化協会勤務
平成19年3月公益財団法人東京財団研究員
平成23年9月山形市長選挙に立候補し、次点となる
以降、山形市において政治活動、地域活動を展開
平成27年9月28日第18代山形市長就任(現在3期目)
パネリスト
中山 ダイスケ Daisuke Nakayama
クリエイティブディレクター/東北芸術工科大学学長
1968年香川県生まれ。株式会社daicon代表取締役、2018年より東北芸術工科大学学長。
アート分野では多様なインスタレーション作品を発表、1997年より文化庁などの奨学生として6年間、ニューヨークを拠点に活動。1998年台北、2000 年光州、リヨンビエンナーレ日本代表に選出。デザイン分野ではファッションショーの演出や舞台美術、店舗や商品などのアートディレクション、商品デザインやコンセプト提案など様々な分野のクリエイティブを手がける。主な作品に山形食品果汁ジュース「山形代表」、JAL国際線「若手シェフ機内食シリーズ」、リンベル「日本の極み」パッケージ、築地本願寺クリエイティブなど。
パネリスト
藤岡 朝子 Asako Fujioka
山形国際ドキュメンタリー映画祭 副理事長
1993年より山形国際ドキュメンタリー映画祭(YIDFF)のコーディネーターや東京事務局ディレクターを勤め、現在NPO法人副理事長。ドキュメンタリー・ドリームセンター代表として2009年よりアジア各地で映像制作者の合宿型ワークショップを主宰し、2018年より長期滞在の人材育成事業「山形ドキュメンタリー道場」をスタート。日本映画の海外展開、国際交流を通したドキュメンタリー映画の製作・上映支援を目指す。奥谷洋一郎監督『ヌード・アット・ハート』(2021)等 プロデューサー。
パネリスト
西濱 秀樹 Hideki Nishihama
山形交響楽団 専務理事
1971年生まれ。関西学院大学社会学部卒業。1995年の楽団存続を訴えるシンポジウムでの発言をきっかけに、関西フィルハーモニー管弦楽団に入社。2003年から2011年まで理事・事務局長を務め、楽団の法人化と黒字化を達成。その後、教育事業に携わった後、2015年5月より、山形交響楽協会専務理事兼事務局長に。2019年から日本オーケストラ連盟専務理事を兼務。2019年5月台北市立管弦楽団50周年記念シンポジウム(台湾)、同年10月北京での国際文化フォーラムに招待され、基調講演を行った。
パネリスト
松本 剛 Go Matsumoto
山形大学 人文社会科学部 准教授
1972年東京生まれ。人類学博士。山形大学人文社会科学部・教授。南イリノイ大学非常勤講師、ハーバード大学ダンバートンオークス研究所ジュニアフェローなどを経て、現職。これまで25年間にわたって、約千年前にペルー北海岸で栄えた先史社会についての考古学研究を行ってきたが、コロナ禍を機に、近年は山形県を中心に介入型の文化人類学的フィールドワークを実施したり、人類学的な知見や技術を用いて、顕在化する社会問題への取り組みも積極的に行なっている(放置林、野生鳥獣被害、離農、社会的弱者の非包摂などの問題)。
パネリスト
ジェシカ・スピード Jessica Speed
ジャパンタイムズ記者
イギリス出身。
マンチェスター大学で言語学を学び、名古屋での交換留学中にホストファミリーの温かさに触れ、日本への思いを強めた。
2022年に来日し、山形県庁の国際人材課の国際交流員として勤務。通訳や翻訳を通じて、山形の魅力を国内外に発信した。
2024年より英字新聞ジャパンタイムズの記者として東京を拠点に活動している。主に速報報道を担当し、宇宙分野と観光分野に特に関心を持つ。
現在は東京に拠点を移したものの、山形は今も心の中で特別な存在であり続けている。
登壇者
馬場正尊 Masataka Baba
建築家/株式会社Q1代表取締役/東北芸術工科大学教授
2003年にOpenAを設立。同時期に「東京R不動産」を始める。建築設計・リノベーション(建築の再生)を専門とする。主な作品に、「Under Construction」(2017年)、「やまがたクリエイティブシティセンターQ1」(2022年)など。2015年より公共空間のマッチング事業『公共R不動産』立ち上げ。2020年に株式会社Q1設立。近著に『テンポラリーアーキテクチャー:仮設建築と社会実験』(学芸出版、2020、共著)、『パークナイズ 公園化する都市』(学芸出版、2024、共著)など。
Satoyama実践交流会プログラム(1日目)
全体テーマ:「Satoyama ✕ クリエイティブ ~地域文化と国際交流~」
開会(13:00)
受付開始
開会挨拶(13:30)
末松 弥奈子 (Sustainable Japan Network代表/ジャパンタイムズ代表取締役会長)
佐藤 孝弘 (山形市長)
基調講演
「なぜ日本の地域文化は世界に評価されるのか」
藻谷 浩介(Sustainable Japan Networkアドバイザー/日本総合研究所 調査部主席研究員)
パネルディスカッション(1)
「文化を通した国際交流」
モデレーター : 藻谷 浩介(Sustainable Japan Networkアドバイザー/日本総合研究所 調査部主席研究員)
パネリスト : 中山 ダイスケ(東北芸術工科大学学長)
藤岡 朝子(山形国際ドキュメンタリー映画祭 副理事長)
西濱 秀樹(山形交響楽団 専務理事)
パネルディスカッション(2)
「選ばれる山形 〜地域の魅力~」
モデレーター:吉田 雄人(元 横須賀市長/Glocal Government Relationz代表取締役)
パネリスト : 佐藤 孝弘(山形市長)
松本 剛(山形大学 人文社会科学部 准教授)
ジェシカ・スピード(ジャパンタイムズ記者)
地元地域の発表(1) (地元団体)
「創造都市やまがたの拠点施設「やまがたクリエイティブシティセンターQ1」等(仮)」
馬場 正尊(株式会社Q1 代表取締役)
地元地域の発表(2) (高校生)
「高校生×山形国際ドキュメンタリー映画祭」
ドキュ山ユース(山形国際ドキュメンタリー映画祭高校生チーム)、ユース卒業生
懇親会(18:30~20:30予定)
スタディツアー(2日目)
集合
8:30 山形駅西口
内容
①視察先:七日町御殿堰(七日町御殿堰開発株式会社 結城康三氏)
②視察先:山形市郷土館
③視察先:やまがたクリエイティブシティセンターQ1
④ランチ:道の駅やまがた蔵王芋煮体験(さといもやさとう農園 佐藤卓弥氏)
⑤視察先:平清水の里(七右エ衛門窯・草木染工房瓶屋・La Jomon)
解散
15:30 山形駅
※スタディツアーは、行程が変更になる可能性がございます。予めご了承ください。
株式会社ジャパンタイムズキューブ
Sustainable Japan Network事務局
(担当:中田、関戸)
TEL:03-3512-0330
(受付時間 9:00~18:00)
MAIL:satoyama@japantimes.co.jp
過去に開催した実践者交流会やスタディツアーの様子です。