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【第17回 Japan Times Satoyamaカフェ】大江和彦町長(海士町)✕阿部裕志氏(NPO越後妻有里山協働機構理事)『「ないものはない」から始まった海士町の地方創生の奇跡』

July 09, 2021

〜第17回 The Japan Times Satoyamaカフェ〜
地方創生のトップランナーとして走り続ける島根県海士町。「ないものはない」という二重の意味をもつキャッチフレーズは、町の可能性と矜持を表現しています。大江和彦町長は、前町長の16年の任期を町職員(地産地商課や産業振興課)として支え、人口の1割をIターン人材が占める島に育てた立役者。阿部裕志氏は、そのIターン人材の第一人者として、京都大学大学院からトヨタ自動車を経て海士町で起業しました。官民それぞれの領域にいる二人を結びつけたものは、町の未来を見据えた情熱でした。第17回Satoyamaカフェでは、その海士町の奇跡を官民連携の切り口から語っていただきます。

<大江和彦氏 経歴>
海士町町長
昭和34年海士町生まれ。
民間企業を経て昭和60年4月に海士町役場に入庁。
平成30年5月31日 島根県隠岐郡海士町町長就任
産業創出課長時代には、小泉純一郎元首相が立ち上げた地方経済の振興に尽力する人を選ぶ「地域産業おこしに燃える人」の第3期メンバーに選ばれる。U・Iターン者による第一次産業の起業を促進するため、独自の資金調達システム「海士ファンバンク」を創設し、新規参入を促す一方、「隠岐海士のいわがき『春香』」をはじめ、建設業からの異業種参入による「島生まれ島育ち『隠岐牛』」のブランド化の推進など、若者の挑戦を後押ししながら産業分野の雇用創出を多面的に展開。
平成30年3月に役場を早期退職。
「自立・挑戦・交流・継承・団結~心ひとつに!「みんなで しゃばる(海士の方言:強く引っ張る) 島づくり」を町政経営の指針に掲げ、同年5月の町長選挙を経て5月31日に海士町長に就任。現在に至る。令和3年度より、全国の若者を島に引き寄せる「還流おこしプロジェクト」をはじめ、副業を可能とする公務員の働き方改革「半官半X」を政策の全面に打ち出し、さらなる地域振興に奮闘中である。

<阿部 裕志氏 経歴>
株式会社風と土と 代表取締役
1978年愛媛県生まれ。京都大学大学院にてチタン合金の研究で修士号を取得後、トヨタ自動車の生産技術エンジニアとして働く。しかし、現代社会のあり方に疑問を抱き、2008年海士町に移住して、株式会社巡の環(めぐりのわ)を仲間と創業。2018年に株式会社 風と土とへ社名を変更。島のビジョン・戦略・プロジェクトを生み出す地域づくり事業、トヨタ・日立・リコーといった島外の企業や自治体、大学の研修を島で行う人材育成事業を行ってきた。新たに出版事業を開始し、辺境の島から温かい関係性を高める叡智を広げる出版社「海士の風」を立ち上げる。
田んぼや畑、素潜り漁、神楽などローカルな活動を実践しつつ、イギリス・シューマッハカレッジやドラッカースクール・セルフマネジメントなどのエッセンスを活用した研修プログラムづくり、JICAと提携し海士町とブータンとの交流づくりなど、グローバルな視点も取り入れながら、持続可能な未来を切り拓いている。
環境省・プラットフォームのあり方に関する検討ワーキング委員、海士町教育委員教育長代行、隠岐國商工会理事、AMAホールディングス株式会社取締役、一般社団法人ないものはないラボ共同代表を務める。平成26年度ふるさとづくり大賞総務大臣賞受賞。著書『僕たちは島で、未来を見ることにした(木楽舎)』

<吉田 雄人氏 経歴>
Japan Times Satoyama推進コンソーシアム事務局長
前 横須賀市長
Glocal Government Relationz(株)代表取締役
1975年生まれ。2009年、横須賀市長選挙で初当選し、2013年に再選。2017年、GRコンサルティング、GR人材育成、GRプラットフォームの立ち上げ等に取り組む。早稲田大学環境総合研究センター招聘研究員。

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