April 21, 2023

未来のグローバルリーダーたちが、JINISから羽ばたく

By EMI MAEDA

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校内には、1万坪の広さを誇る日本庭園「東林苑」があり、その中には4つの茶室が存在する。
庭園設計はボストンミュージアムの日本庭園や足立美術館庭園を設計した中根金作氏。
茶室設計は数寄屋建築をはじめとした日本の伝統建築保存の第一人者である中村昌生氏。
子どもたちは、この特別な空間で四季の移り変わりを肌で感じ、日々成長をしていく。
COURTESY: @JINIS

国際化が進み、世界で活躍できる人材が求められているなか、日本の教育場面でもグローバル教育が高い注目を浴びている。子どもの将来を考えて、幼少のうちから海外へ留学させたい、国内のインターナショナルスクールに通わせたいという家庭が増えている。

2020年4月、日本初の全寮制小学校・神石インターナショナルスクール(JINIS)が広島県神石高原町に開校した。この学校の魅力は、単に寮が付いている国際色豊かな小学校という概念に収まらない。イマージョン教育のもと、授業を英語と日本語で学習し、さらに日本人としての素養もしっかりと学ぶことができるのが、JINISの大きな特徴だ。

また、スイスで最も伝統あるボーディングスクールの筆頭に挙げられるLe Roseyの前校長・Michael Rob Gray氏と、英国トップスクールである名門・Oxford Dragon Schoolの元校長・John Baugh氏をアドバイザーとして、世界最高峰のボーディング体験をJINISへ寄与する。時代のニーズにあった教育方針によって、真の国際人への門が開かれたように思う。

JINISの教育方針について、学校法人神石高原学園法人事務局長の山根豪太氏に話を伺った。「英語が話せたら国際人、ではない。日本の教育の基礎をしっかりと身につけた上で、世界に出ていくということが大事だと考えている」と言う。

学外でのアクティビティも充実しており、Winter Tripでは北海道のルスツ・リゾートでスキーを楽しむ。
COURTESY: @JINIS

JINISでは、子どもたちの好奇心を喚起し知的欲求を満たす様々な学びの機会が提供されている。
COURTESY: @JINIS

JINISの授業は、イギリスのカリキュラムをベースとし世界中のインターナショナルスクールで導入されているIPC(インターナショナル・プライマリー・カリキュラム)と、日本の文部科学省の学習指導要領に基づいたカリキュラムで行われている。卒業後、多くの生徒が海外のボーディングスクールに進学を希望するものの、一条校(教育基本法第一条に規定する教育施設のこと)として認定されているため、日本国内の中学校への進学も可能だ。

「日本の小学校で学ぶことも大切にしている。特に日本の理系教育は、世界から見てもレベルが高い。その理系教育を実践しながら、日本の文化や歴史も学び、日本人としてのアイデンティティーを養う環境が整っている」と山根氏は言う。茶道や田植え、陶芸などといった日本の心を学ぶ活動も大事にしている。

また子供たちは、寮での共同生活を通じて、自立心や協調性なども育むことができる。海外のボーディングスクールへ進学する際に、そういったスキルを身につけていない子どもが辛い思いをすることもある。身の周りのことができない、親離れができていないなどの理由で進学を諦めるケースもあるそうだ。

JINISがある広島県神石高原長は、中国地方で2番目の中核市である福山市から車で1時間弱のところに位置する。自然が溢れるのどかなエリアだ。ここは、活断層がないため地震の心配もなく、また山の上に所在するため、豪雨災害の心配も少ない。さらに、瀬戸内海や中国山地の豊かな自然に恵まれた土地なので、美味しい食材に恵まれている。本格的なアートやスポーツも楽しむことができる、とても理想的な環境だ。

東京ドーム17個分に相当する83万平米の校内には、足立美術館などの庭園を手がけた著名な造園家・中根金作氏による日本庭園や、ファームエリアと呼ばれる農場などがある。子供たちはこのファームエリアで飼育されている牛の世話や搾乳体験をしたり、ベジタブルガーデンで野菜を自ら育て収穫するなど、自然の中で展開されるアクティビティを体験する。また日本庭園には4つの茶室があり、茶道のお稽古やお花見が開催され、日本人ならではの心や四季の移り変わりを楽しむことができる。

小学生にとって、親元を離れて暮らすということは、楽しみでもあるが不安もつきまとう。JINISでは、寮が子どもたちにとって第二の家庭となるよう、24時間体制でサポートしている。週に一度は保護者とビデオ通話ができる時間もあり、子どもたちが寂しくならないよう配慮もされている。また保護者専用のSNSを通じて、日々の子どもたちの様子を保護者へ配信しているので、遠く離れていても安心だ。

子どもたちの食事は、飲食業界の中でも高く評価されているCEZARS Kitchenに運営委託し、またミシュラン・スターシェフである松嶋啓介氏を招聘するなど、栄養面だけでなく繊細な注意を払っている。通常では家庭で教える食事のマナーも、子どもたちにしっかり身につけさせる。「誰がいちばん秋刀魚を綺麗に食べられるか?など楽しみながら学んでいます」と山根氏は語り、地産地消を含む食育全般を学ぶ環境が用意されている。

春〜夏は自転車やプール、秋は乗馬やゴルフ、冬はアイススケートやスキーというように、JINISの子どもたちは多くのスポーツを体験し、豊かな心と体を育む。また、プライベートレッスンも充実している。中でも、音楽系(ピアノ、ヴァイオリン、チェロ、ドラム、琴など)や、スポーツ系(乗馬、空手、ボルタリング、ゴルフなど)が人気だそうだ。さらに、校外学習だけでなく、毎月1度外部からゲストスピーカーを招くイベントやアクティビティもたくさん用意されており、子どもたちの知見を深めることにも力を入れている。

このように恵まれた環境の中、開校3年目にして、Le Rosey(スイス)Oxford Dragon School Bilton Grange Millfield(イギリス)Geelong Grammer School(オーストラリア)等、生徒たちは名だたる名門校への進学が決まっているという。JINISで豊富な経験を積んだ子どもたちは、日本のアイデンティティを身につけ、自信と誇りを持ちながら、進学先で更なる学びを続けていくだろう。彼らが真の国際人として世界で活躍する日も、そう遠い未来ではなさそうだ。

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