約四半世紀で各国に広がった 被災地・難民支援の活動

August 26, 2022

By FUMIKO SUZUKI

1990年代に始まった坂 茂による災害被災地や紛争難 民への支援活動は、表に示したようにアジアだけではなく世界中の国や地域で、約四半世紀の間に多くの実績を上げてきた。数の上で大半を占めるのは地震被災地へ の支援で、仮設住宅以外の建築物も多い。

2008年、中国四川大地震で被害を受けた成都市の小学校の ために、紙管構造の仮設校舎を建設した。 | ©LI JUN

中国では2008年の中国四川大地震で被害を受けた成都市の小学校の ために紙管構造の仮設校舎を建設。2013年の四川地震 の際にも雅安市に紙管を用いた仮設の保育園を建てた。 2015年のネパール地震では同志社大学山岳部の資金援 助で標高3790mにある小学校の校舎を再建した。近年ではウクライナの避難民支援のほかに、2021年8月に発生したハイチ地震での災害支援活動として仮設クリニックの設置や、2021年に竜巻で大きな被害を受けたケンタッキー州での仮設のコミュニティ・センター兼教会の建設といったプロジェクトが進んでいる。また今年1月にトンガで起きた海底火山の噴火による津波の被災地に向けて、仮設住宅として使えるテントを送る活動(日本トンガ友好協会と共同)も継続的に行われている。

Disaster Relief Projects
By Shigeru Ban Architects, Voluntary Architects’ Network(VAN), Keio University SFC Shigeru Ban lab

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