November 10, 2021
サステイナブルアワードがもたらす日本と日本企業の努力への世界的な注目
Satoyama & ESG AwardsからSustainable Japan Awardへ、名称が変わってから初めての受賞イベントを迎えるにあたり、ジャパンタイムズの代表取締役会長兼社長の末松弥奈子氏が開会の挨拶をした。
ジャパンタイムズがSustainable Japan Networkの前身を設立した2018年を振り返り、末松氏は「当時、日本や日本企業の取り組みは欧米諸国から遅れをとっていると言われていました」と述べた。
これは、英語での情報発信力の弱さによる認知度の低さが一因であると末松氏は分析し、また、モーリシャスでの座礁事故において、実際には商船三井の責任はなかったことに示されるように、バランスに欠ける報道が事実の理解を妨げることも指摘した。
末松氏は、日本について、日本の企業についての深い理解にもとづき、責任を持って事実を世界に発信することの重要性を強調。また、受賞者らの活動は世界からの注目に値するとして、受賞を祝福し、日本で最も古い英字新聞として、これを世界に伝えていくことを約束した。