May 29, 2021
2050年に向け企業のやるべきこと、そしてESGコンソーシアムの役割
加藤 隆俊
公益財団法人国際金融情報センター 顧問/ Japan Times ESG推進コンソーシアム アドバイザー
ESG経営シンポジウムの閉会にともない、国際金融情報センター顧問で、Japan Times ESG推進コンソーシアムのアドバイザーである加藤隆俊氏が登壇し、今後コンソーシアムおよび企業が向かうべき方向について意見を述べた。
4年前のコンソーシアム発足当時は「一部の熱心な専門家の間での議論の対象」であったESGは、いまや経済系のメディアに登場しない日はないトピックになったとしつつ、カーボンニュートラリティについては世界の動向にも不確定要素が多く、企業側はまだ具体的な戦略を立てかねていると述べた。
しかし、2050年に向けて待ったなしの状況の中、企業が自ら情報を集めて戦略を立てること、コンソーシアムがそのための場となることの重要性を強調した。