May 27, 2022

Vol12: FROM THE EDITOR

By YOSHIKUNI SHIRAI / EDITOR-IN-CHIEF

今回は、今年下半期(6月~12月)に日本の地方都市で行われる芸術祭にスポットを当てた特集です。

実は、今年2022年は注目の芸術祭の当たり年なのです。〈瀬戸内国際芸術祭〉(香川県・岡山県)、〈越後妻有大地の芸術祭〉(新潟県)〈国際芸術祭「あいち2022」〉(愛知県)、〈岡山芸術交流〉(岡山県)という、国際的にも評価されている芸術祭、それも3年に一度しか開催されない芸術祭が、今年下半期に集中して行われるのです。

地方の都市や地域で開催される芸術祭で期待されていることのひとつに、アートを切り口とした地域経済・地域文化の活性化があります。

人口減少や高齢化が進むなか、地方都市での「無理のない経済成長」や「地域に根差した文化の継承」「地場産業の活性化」など。今年行われる芸術祭で、地域創成への取り組みが、どのようになされるのか? 芸術祭やアートの可能性を探ってみたいと思います。

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