パティシエ界のワールドカップで日本チームが優勝。テーマは「気候変動」。

「クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリー」は、フランス・リヨンで2年に一度開催される、世界的なパティシエ・コンクール。第18回目を数える2023年大会のテーマは「気候変動」。約50カ国での各国予選を経て、大陸予選を勝ち抜いた17か国が本選でその技を競い合った。

日本チームは「Renewable Energy（再生可能エネルギー）」というテーマを掲げ、徳島県の木頭ゆずを使ったフローズン・デザートをはじめ、制限時間10時間内で魅力的な作品をつくりあげ、見事優勝をつかみ取った。日本はこれまで実施された全18回の大会に唯一連続出場している国で、優勝３回、準優勝８回、３位入賞１回という成績を収めている。